ニガタガタガタニガタのブログ。

地方の会社員。平成一桁世代。いつかエッセイ本を出しておばあちゃん家の仏壇に飾りたいと思ってます。

ちょうどいいがちょうど来ない、人生。

 

ちょうどいいがちょうどよく欲しいだけなのに……。

ちょうどいいウォシュレットの強さ、ちょうどいいエアコンの温度、ちょうどいいサイズの靴、ちょうどいいポテトの塩加減、ちょうどいい腹の満たされ具合、ちょうどいい睡眠時間、ちょうどいい長さの話、ちょうどいい運動量、ちょうどいいアルコール量、ちょうどいいところで止まって欲しい、ちょうどいいところで止めたいだけなのに、こんなに望みは謙虚なはずなのに、どうしてこんなにちょうどいいものは難しいのか。

弱すぎるか、強すぎるか、少なすぎるか、多すぎるか、短すぎるか、長すぎるか。ちょうどいい時は本当は来ていて、ちょうどいいことに甘んじて、私が気づかぬうちに終わってるのか。ちょうどよくない時は不快に感じるから、その時間だけを強烈に覚えているのか。

「フリーサイズ?ハイハイハイ!撤収!撤収!」

そんな中でナチュラル系の服のブランドに多い気がする「フリーサイズ」ってちょっと傲慢すぎるんじゃないか?誰でも着れるサイズ?そんなのある?傲慢すぎるんじゃなくて楽天的すぎるのか?

私はUNIQLOのレディースはXL一択女なので「フリーサイズ」は肉体がはち切れそうになることがほとんど。もちろん買えない。フリーサイズの文字を目にすると、「ハイハイハイ!私はあなたたちの想定する人間から外れています!規格外ですみませんねえ!!!ハイハイハイ!撤収!撤収!!!」とスンっとした気持ちになる。

私がフリーサイズに「ちょうどいい」人間ではないので過剰に怒りすぎてるのかもしれないけど……。