ニガタガタガタニガタのブログ。

地方の会社員。平成一桁世代。いつかエッセイ本を出しておばあちゃん家の仏壇に飾りたいと思ってます。

職場の嫌いなおじさんたちへ。「親しさ=無礼な振る舞いが許される」じゃねーからな!

私の嫌いな職場のおじさんたち。

私には職場に嫌いなおじさんが複数いる。

①新入社員の時、近くに同期の男性社員がいたのにわざわざ私にお金を渡して、みんなの分のコーヒーを買いに行かせたおじさん。

②ふくよかな体型の先輩のことを「また大きくなった?(笑)」と馬鹿にして笑ってたおじさん。

③頼んでいた写真をきれいに仕上げてくれたカメラマンさんの仕事ぶりを見て、「あなたもこの人にきれいに撮ってもらったら?(笑)」と言ってきたおじさん。

(まだあるけど、腹立つからもういい。)

退勤時間を過ぎてから、仕事のことを1ミリも考えたくもないのだが、ずっと思ってたことを何かで消化しないと爆発しそうになってきたので書いている。

このおじさんたちのことは、みんなみんな本当に嫌い。本当に話しかけないでほしい。

こんなおじさんたちに絡まれた日は大体腹が立ってブルーになる。ひどい時には、帰りの車内で平井堅のノンフィクションを聴きながら号泣している。(仕事帰りに泣きたい時は本当にこれに限る。)

平井堅『ノンフィクション』

別にこのおじさんたちは、私と、周りの人たちと、仲が悪くなりたくてしていることではないと思う。悪人ではない。私からすると考えられないほどの会社への忠誠心を持っている。

だからって絶対に許さない。許せない。大嫌い。 

 

おじさんたちは会社が産んだモンスター?

私の嫌いな職場のおじさんたちを頭の中で並べてみると、地元出身であるものの、みんな営業畑で若い頃から全国各地に転勤させられてる人ばかりである。だから、歳をとって地元のある本社に帰ってきても遊んでくれる友達はいないか、極端に少ないがために、過剰に職場の人に親しさを求めるのか?と私は睨んでいる。

あと会社と同じような振る舞いを家でもしているのであれば、多分家族にもあんまり好かれてはいないだろう。

若い頃から全国各地に飛ばしまくり、人生設計も家事育児への参加もろくにできない、だから会社の人に親しさを求めてくる、うちの会社の制度が産んだモンスター感もあるのだが………まあ、だからって許さない。許せない。大嫌い。

 

おい、ジジイども!「親しさ=無礼な振る舞いが許される」じゃねーからな!

多分、上記のおじさんたちは「親しさ=無礼な振る舞いを許される仲」だと思っているのではないだろうか。別に親しいことは気を遣わないことではないと私は思う。話しぶりの近さと心の近さは全くの別物だ。敬語であろうと、目線だけだろうと、文面だけのやり取りだろうと、親しみを感じる人には感じるし、毎日会っていようと、どんなに距離が近かろうとも親しみを感じない人には感じない。

 

おじさんに話しかけられて適当に愛想笑いをする時、情けなくて、情けなくて、私の心は少し死ぬ。おじさんに話しかけられて、上手くいなしてそうな後輩を見ると、私はここでは長く働けないと落ち込む。

 

おじさんに媚びなくていい権力が欲しい。

私は権力が欲しい。嫌いなおじさんに媚びなくてもいい権力が欲しい。

別に今やってる仕事も、会社のことも嫌いじゃない。優しくしてくれる人もいるし、大事なことを教えてくれる人もいる。けど、私は嫌いなおじさんの部下になってしまったら多分会社を辞めてしまうと思う。

 

こんなおじさんのせいでささくれだった時、「私みたいな女が生きやすくなるためには倫理観が180度変わるような、世代交代を待つしかないのか。平井堅のノンフィクションに号泣してメンタルリセットするしかないのか。」と絶望する。